じっぱひとからげ

十把一絡げになんでもかんでもつづる。

"使い方を間違えていたので★★☆☆☆です"

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家族にだけ伝わる内輪ネタ

 うまく伝わるか自信がないが、家族にだけ伝わる話や伝わるギャグ、いわゆる内輪ネタというものがあると思う。我が家にも、私と妻の間だけで伝わるネタがいくつかある。

 例えば、新婚旅行で訪れたドバイでは、初日に泊まったホテルの部屋が寝室だけでなくリビングまであるような良い部屋だったので、喜びでテンションが振り切った妻が言い放った「ひろディルハム!」という言葉から、広い部屋の広さを表現するのに「ひろディルハム」という新しい言葉が生まれたり。一方、ローマでは、汗ばんだ様子を表す「シメリケーノ」という言葉が生まれたりと、他の人に言ってもなんの面白みもないのだが、家族の中だけで伝わるネタがある。



クソレビューごっこ

 そんな内輪ネタの延長線上で、妻にだけはなんの説明もなくいきなり使える便利なフレーズがある。それがクソレビューごっこである。
 レビューといえば、ブログの中で良かった商品を紹介することはあるが、amazonなどサービス内はレビューを書いたことがない。いったい誰がレビューを書いているのかはよくわからないが、世の中には参考になる良いレビューからクソレビューまでたくさんある。
 そこで、私と妻の間ではクソレビューでありがちな★の数と、そのレビュー内容を引用した表現を使うことがある。

使い方を間違えていたので★★☆☆☆ほしふたつです。

 製品としては仕様通りの振る舞いをしているにもかかわらず、自分が操作方法や利用方法を誤っていることを棚に上げて製品のことを悪く言い、己の愚かさを露呈している様子。実際には、製品としての仕様を満たしているので★☆☆☆☆ほしひとつとは言いがたく、★★☆☆☆ほしふたつとするのが通例。

(用例)
A「なにこれ、動かないんだけど。えー、初期不良じゃない?あ、電源入ってなかった。(ポチっ) あ、動いた」
B「使い方を間違えていたので★★☆☆☆ほしふたつです。」

商品を誤って注文したので★☆☆☆☆ほしひとつです。

 注文した商品が注文通りに届いたにも関わらず、自分の注文ミスという、もはや製品とは関係ない世界にまでレビューで言及する様子。

(用例)
A「あれ、これ思っていたやつよりも長さが足りないかもしれない。注文画面が分かりづらいんだよね」
B「商品を誤って注文したので★☆☆☆☆ほしひとつです。」
 

期待を込めて★★★★★ほしいつつです。

 商品としてまだ満足していないところがあるが、世間ではまだ認められていない、あるいは、私だけが気づいている伸びしろがあることを確信していることから、製品とは関係ない未来の★まで追加してしまう様子。

(用例)
A「いやー、これは買って良かったな。でもここだけ気になるんだよなあ」
B「期待を込めて★★★★★ほしいつつです。」

到着が楽しみなので★★★★★ほしいつつです。

 商品をまだ手にもしていないにも関わらず、製品とは関係ないどころか、己の高ぶる気持ちを★の数で表現してしまう様子。

(用例)
A「出荷されたのにまだ来てない」
B「到着が楽しみなので★★★★★ほしいつつです。」

使用上の注意

 基本的にはどれも皮肉なので、良好な関係であることが大前提である。これは二人の仲のクソレビュー共通認識があって初めて成立するので、注意が必要だ。